2016-01-20 06:00
観光
ビジット・ジャパンの原点 東京国立近代美術館企画展開催中

竹久夢二などが描いた美麗なグラフィック作品が一同に
東京国立近代美術館では現在、企画展「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」を開催中だ。この企画展では、日本で初めての対外的な観光キャンペーンが始まった1920~30年代のポスターやパンフレット、グラフ誌などのグラフィック・デザイン作品が、約120点展示されている。
そこには、当時の近代的な建築物や乗り物、それに美しい日本の風景や和服美人、相撲の横綱などが描かれ、現代人の我々の目から見ても当時の日本のイメージがかき立てられる。
観光立国の原点がうかがえる展示内容
展示は3構成になっており、第1章では「交通網の広がりと観光 鉄道と航路」として、交通関連企業が作成したポスターや鉄道省による観光ガイドなどが展示されている。第2章は「外国人観光客を誘致せよ」だ。日本の美しい風景を海外へPRするために、多くのポスターやグラフ誌が制作された。第3章では「観光立国を目指して」として、単なる観光客誘致を超え国際世論へのアピールとして制作されたポスターやガイドブックなどが展示されている。
この企画展は2016年2月28日(日)まで開催されている。入場料は一般が430円、大学生が130円となっており、20名以上の団体には割引もある。高校生以下および18歳未満と65歳以上、それに同館の友の会会員などは無料だ。なお、月曜日は休館となっている。
期間中、2月7日(日)は無料観覧日となっており、当日15時からは展示の見どころを紹介するギャラリートークも予定されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
東京国立近代美術館プレスリリース
http://www.momat.go.jp/ge/wp-content/uploads/
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