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2016-01-21 07:00
その他
2015年の訪日外客数は19,377,000人!

大阪万博以来の大入り状態
日本政府観光局(JNTO)は19日、訪日外客数の2015年12月および年間推計値を公表した。2015年12月の訪日外客数は前年同月比43.4%増の177万3,000人、そして2015年の年間推計値は前年比47.1%増の1,973万7,000人と、いずれも過去最高を記録した。伸び率においても、JNTOが統計をとりはじめた1964年以降最大となっている。
特に年間推計値については、実に45年ぶりに訪日外客数と出国日本人数が逆転した。ちなみに、45年前の1970年は日本万国博覧会、通称大阪万博が開催された年だ。
アジアからの訪日旅行者の伸びが顕著
2015年度訪日外客数の急激な増加と伸びをけん引したのは、誰もが実感している通り中国人客だ。中国人客数は、2014年度の241万人から2015年度は499万人と、文字通り倍増している。さらに、韓国、台湾、香港という東アジアからの訪日外客数も大幅に伸びており、訪日外客数全体の中で東アジアからの訪日客が占める割合は、2014年度の66%から2015年度は72%と、こちらも増加している。
加えて、ビザ緩和の影響をうけた東南アジアの各国、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムからの訪日客の合計も初めて200万人を超えるなど、こちらも非常に好調だった。
このようにめざましい訪日外客数の増加により、2015年のインバウンド市場は「爆買い」に象徴された通りかつてないほどの活況を見せたが、今後はこの活況をいかに継続していくかが日本経済全体の課題といえそうだ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
日本政府観光局(JNTO) プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/
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