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2016-01-21 23:45
その他
まさに「爆買い」2015年訪日外国人消費動向調査(速報)公表

消費額が年間値で初めて3兆円を突破
観光庁は19日、訪日外国人消費動向調査の平成27年(2015年)年間速報値を公表した。その結果、訪日外国人旅行消費額が年間値で初めて3兆円を突破した2015年は、まさに「爆買い」の年だったことを裏付けた。その値は、前年2014年に比べ71.5%と驚異的な伸びとなっている。
そしてその消費をけん引したのは、間違いなく中国人訪日旅行客だった。訪日した中国人旅行者は、その数でも前年度比107.3%と倍増しているが、1人当たりの消費額も前年度比22.5%増と、多額の消費をしたことが数値の上でも示されている。
とにかく「爆買い」を裏付ける数値ばかり
また、2015年の訪日外国人旅行消費額3兆4,771億円のうち、実に40.8%を中国人客が占めている。前年度の訪日外国人旅行消費額の中で中国人客が占めていたのは27.5%であったのだから、2015年度いかに中国人客が「爆買い」を行ったのかがここからもうかがえる。また、消費の内容をみても、費目のうち買い物代がその割合を伸ばしている。2014年度は訪日外国人旅行消費のうち買い物代が占める割合は35.2%だったが、2015年度には41.8%にまで増えた。
しかも、訪日外国人1人当たりの買い物代の平均値は、全体では73,663円だが、中国人だけは1人当たりの平均値が161,974円と、文字通り桁が違っている。
これら数値の上からも、2015年はまさしく中国人訪日旅行客による「爆買い」の1年であったことが明確に示された格好だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001084355.pdf
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