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- インバウンド活況を裏付ける数値がここにも クルーズ船客数2.7倍に
2016-01-26 06:15
その他
インバウンド活況を裏付ける数値がここにも クルーズ船客数2.7倍に

目標の100万人を大幅に前倒しで達成
国土交通省港湾局産業港湾課は19日、2015年度の訪日クルーズ旅客数が前年度比2.7倍になったと速報値を公表した。速報値では、人数でみても111.6万人(概数)となり、100万人を突破したとも伝えている。「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」において2020年にクルーズ100万人と掲げていた同省の目標を、大幅に前倒しして達成した格好だ。
また人数だけでなく、クルーズ戦の寄港回数も過去最高となった。外国船社が運航するクルーズ船の日本国内港湾への寄港回数は965回、日本船社も含めると1,452回となっている。
特に博多港への寄港増加が顕著に
クルーズ船の寄港回数を港湾別でみると、外国船社が運行するクルーズ船、外国船社と日本船社を合わせた全体のクルーズ船、いずれも博多港が寄港回数トップとなっている。外国船社・日本船社全てを合わせたクルーズ船の寄港数では、2010年以降毎年横浜港がトップとなっており、博多港は神戸港とともに2位を争っていた。
今回は全体数で博多港が1位になっただけでなく、同じく全体2位に長崎港、4位に那覇港と、九州・沖縄方面へのクルーズ船増加が如実に見てとれる。
博多港は全体の寄港回数も2014年の115回から、2015年は259回と倍以上に増加している。しかもそのうち245回は外国船社だ。これはやはり、多くの中国人訪日旅行者がクルーズ船を利用した結果だと言えるだろう。
(画像は添付資料より)
外部リンク
国土交通省プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/
国土交通省添付資料
http://www.mlit.go.jp/common/
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