インバウンドビジネスニュース

株式会社ローソンは2016年1月25日より、モバイル決済サービス「支付宝」の取り扱いを順次開始すると発表した。

支付宝（アリペイ）とは、会員数3億人以上を誇る、世界有数の中国消費者向けオンライン支払いサービス。オンライン決済はもちろん、資産運用や店舗での対面決済サービスも充実し、中国国内では55万加盟店、海外では5万加盟店で利用することができる。

利用者がスマートフォンなどのモバイル端末に決済用のバーコードを表示させることで、些末な手間もかからずカンタンに決済が行えるので、とくに中国から訪れる旅行客にとってはうれしいサービス。

2016年では2月7日～13日となる中国の大型連休「春節」では、多くの中国人観光客の訪日が見込まれるなか、2016年1月25日より、成田国際空港第3旅客ターミナルビル店に導入。

2月1日よりは羽田空港国際線ターミナル店やオリエンタルホテル東京ベイ店、関西国際空港店、新千歳空港到着口店など、インバウンド需要が高い店舗にAlipay決済を導入。利用状況をみながら、今夏以降に全店舗へ導入を拡大する予定。

そのほか、海外で発行された主要クレジットカードを利用可能に、おにぎりのパッケージへの英語表記、免税サービスの実施、人気商品の品揃え強化、SIMカードの販売など、ざまざまなインバウンド需要にも対応していく。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

訪日外国人観光客のローソンでのお買い物が益々便利に
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1259846_2504.html