2016-01-30 23:30
観光
観光庁「観光立国ショーケース」3都市が決定

いずれも魅力ある地方都市を選定
観光庁は29日、「観光立国ショーケース」として北海道釧路市、石川県金沢市、長崎県長崎市の3都市を選定したと発表した。この「観光立国ショーケース」は、観光立国を体現する観光地として、訪日外国人旅行者を地方へ誘客するモデルケースを形成するため、昨年11月から12月にかけて全国各都市から提案を募集していたものだ。
その結果10都市からの応募があり、有識者からなる観光立国ショーケース検討委員会からの意見を踏まえ、上記の3都市が選定された。
いまある観光資源をさらに磨き上げて
今後、選定された3都市には関係省庁から施策が集中投入され、それぞれの観光資源を磨き上げて訪日外国人旅行客がストレスフリーで滞在できる環境整備などが行われる。選定された釧路市、金沢市、長崎市はいずれも優れた観光資源を持つ地方都市だ。釧路市は阿寒国立公園や釧路湿原国立公園など、雄大な自然環境に恵まれた観光地であり、また北海道ならではの美味しい食材が豊富に提供できる。
金沢市は伝統的な文化を維持しつつ独自の発展を遂げてきた都市だ。北陸新幹線の開通によりアクセスも格段によくなり、国内外から注目を集めている。長崎市も独自の文化を持つ港町として、さまざまな観光コンテンツを持つ。また2015年度は寄港するクルーズ船が大幅に増加するなど、こちらもすでに注目を集めている状況だ。
これら3都市をまずモデルケースとして整備することで、さらなるインバウンド市場の拡大が期待される。
外部リンク
観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/
観光庁ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kankocho/
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