2016-02-06 13:00
観光
バイドゥ、百度地図に中国語版の日本地図を追加

同時にタイ・シンガポール・韓国の地図も追加
バイドゥ株式会社は2月4日、中国で約70%のシェアを持つ「百度地図」に、日本・タイ・シンガポール・韓国の地図を追加した。これらの地図は、中国人観光客向けのサービスであり、地図中の地名などは中国語表記(一部ローマ字表記)となっている。
今回の地図追加によって、百度地図のブラウザ版・アプリ版共に、日本・タイ・シンガポール・韓国の地図が表示できるようになった。また物件情報検索や、現在位置情報などの機能も盛り込まれている。
今後について
今後については、レストラン予約サイト、ホテル予約サイトなどと連携し、旅行時に必要な物件情報を地図上に表示させていくという。またドラッグストアや家電量販店などとも連携し、その店舗付近で百度地図を開いた時に、プッシュ型広告を表示させ、来店を促す手法を取り入れる予定だ。
背景
観光庁によると、2015年12月までの訪日中国人の数は累計500万人に上る。今やその旅行スタイルは団体旅行から個人で自由にスケジュールを決める旅行に変わりつつある。中国人の間でモバイル利用が急速に普及していることもその要因の一つだろう。
こうした背景の下、バイドゥは百度地図に日本地図を提供したのである。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
バイドゥ株式会社 プレスリリース
http://www.baidu.jp/info/
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