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2016-02-05 02:15

観光

爆買いマーケット「春節」の次は「花見」!

桜開花予想
インバウンド市場の次の波は「花見」
一般財団法人日本気象協会は3日、日本全国48地点の桜(ソメイヨシノ)の第1回開花予想を発表した。

それによると、九州や四国では平年より遅い開花となる見込みとなるとしている。また、中国・近畿・東海・北陸・関東地方ではほぼ平年並みの見込み、東北地方では平年より早く、北海道では平年並みとなる見込みだとしている。

中華圏だけでなく東南アジア方面でも「桜」は大人気
日本の桜、花見については、すでに訪日外国人旅行者にとっては非常に人気の高いコンテンツとなっている。

株式会社日本政策投資銀行と公共財団法人日本交通公社が公表した「DBJ・JTBF アジア8地域・訪日外国人旅行者の意向調査(平成27年版)」においても、例えば中国では「満足した点」の4位に「桜の観賞」、「行ってみたい観光地イメージ」の2位に「桜」、「体験したいこと」の2位にも「桜の観賞」が入っている。

同様の質問で、台湾や香港でも「桜」や「桜の観賞」が上位に登場し、タイやマレーシア、シンガポール、インドネシアなど東南アジアの国々においては、「行ってみたい観光地イメージ」「体験したいこと」いずれも第1位に「桜」「桜の観賞」があげられているほどの人気ぶりだ。

「桜」というこの時期だけの付加価値を
同協会では今年度、初の取り組みとして、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表するとしている。

今後の天候などにより、正確な開花や満開の時期を特定することはなかなか難しいが、3月後半に九州で開花し、そこから5月半ばにかけて北上していく桜前線を追っていけば、その時期だけの特別な観光という付加価値は充分に望めるのではないだろうか。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

一般財団法人日本気象協会ニュースリリース
http://www.jwa.or.jp/news/2016/02/

参考資料:DBJ・JTBF アジア8地域・訪日外国人旅行者の意向調査(平成27年版)
https://www.jtb.or.jp/wp-content/

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