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サトーホールディングス株式会社（以下、サトー）は4日、北海道旭川市によるNFCタグを活用した訪日観光客に対して、観光情報を多言語で提供するサービスに、Inter WAMI Systems ltd、およびKDDI株式会社（以下、KDDI）と連携して参画することを発表した。

旭川市街の西武旭川店A館前には、2種類のNFCタグを貼付した案内看板があり、訪日外国人がNFC対応のスマートフォンをかざすと、旭川市の多言語観光案内ウェブサイトや、バス情報サイト（日本語のみ）にアクセスできるというサービスが行われている。

サトーは今回、表面デザインから製造を手がけたNFCタグで、サービスに参画する。耐久性に優れた屋外案内板に貼付できるプラスチックカード仕様となっており、配信される観光情報は、KDDIが提供するプラットフォームが一括管理、アクセスログなどの管理も手がける。

2015年の訪日観光客数は、前年と比べると47％も上回る数値となっており、旭川市も前年比77％増と大幅な伸びを見せている。訪日観光客は今後も増加が見込めるという。

サトーではこうした訪日観光客の増加が続く状況において、自動認識技術を活用することで、訪日観光客が安心して旅を楽しめるソリューションを提供していくとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

サトーホールディングス株式会社　プレスリリース
http://www.yamatogokoro.jp/pressrelease/2016/02/