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2016-02-12 06:00

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富裕層向け日本土産に超高級「加賀蒔絵」万年筆を

加賀蒔絵高級万年筆
漆に金銀を重ねた美術品ともいえる万年筆
プラチナ万年筆株式会社は10日、自社の高級万年筆ブランド「出雲」に、新たに加賀蒔絵を使用した4柄の新商品をラインナップに加えると発表した。

同社の「出雲」シリーズは、日本の職人が最高の技を施した最高級万年筆のブランドだ。今回新発売となる加賀蒔絵の4柄も、最も高価な「本漆高蒔絵 滝山水(たきさんすい)」は1本60万円(税抜き)で、桐箱に収納されて販売される。

加賀蒔絵は、漆で模様を施し数十種類の金、銀の粉を使い分けて描かれていく。特に、単に漆で模様を描くだけでなく幾重も塗り重ねて盛り上げ、さらにその上に金、銀の粉で模様を描いていく技法は高蒔絵と呼ばれ、最高級品として扱われる。

日本の華麗な伝統工芸を堪能できる逸品
新発売の4柄はいずれも加賀蒔絵作家、大下宗香氏の手仕事により1本1本丹精を込め、数ヶ月をかけて制作されている。いずれも工芸品というよりは美術品の域に入っているといってもよいほどの仕上がりで、その存在感は圧倒的だ。

そのため、軸には樹脂成型が発明される以前の材料であったエボナイトを採用し、軸も同社が25年継続したスタンダードな軸デザインから、素材が栄える大型軸へと変更されている。

加賀蒔絵高級万年筆
この新しい高級万年筆は2016年2月20日(土)発売となっている。最高級の「本漆高蒔絵 滝山水」のほか、「本漆高蒔絵 浜の松」が50万円、「本漆平蒔絵 浜の松」と「本漆螺鈿蒔絵 鱗紋」が30万円となっている。いずれも価格は税抜きで、桐箱に収納されている点は同じだ。

訪日外国人のうち富裕層に関しては、女性であれば質の高い日本産真珠のアクセサリーなどが非常に喜ばれている。この大名の印籠などを連想させる重厚で華麗な伝統工芸加賀蒔絵の万年筆は、富裕層男性向けの土産として最適ではないだろうか。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

プラチナ万年筆株式会社ニュースリリース
http://www.platinum-pen.co.jp/press

プラチナ万年筆株式会社プレスリリース/共同通信PRワイヤー
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201602107780/

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