インバウンドビジネスニュース

株式会社Journal Entertainment Tribute（JET）は22日、東京・月島の「月島もんじゃこぼれや」と共に、月島の街を訪日外国人の東京旅行目的地として発展させる事業を始動したと発表した。

具体的な内容としては、タイに特化した本格メニュー開発を行い、また現地タイでのメディアプロモーションを行う。事業の開始時期は2016年3月1日だ。

同社は、国際共同製作を行ったタイゴールデンドラマ 「きもの秘伝」によってタイ人の大九州ブームを作ったという実績がある。その実績を活かし、訪日外国人の誘客ターゲット第1弾としてタイを選んだ。

もんじゃ焼きは、東京の下町大衆食だ。月島は特にもんじゃの街として知られている。しかしそのことは、訪日外国人の間ではまだそれほど認知されていない。

外国人の多くが、日本での食事を楽しみに訪日していることは周知の事実だ。世界的な日本食ブームのおかげで寿司やラーメンなどはすっかり有名になり、近年はそれ以外のもっと日本人の生活に密着した日本らしい料理を食べてみたいという欲求が、外国人旅行者の間で高まっている。

もんじゃ焼きは、そういった「日本らしい」大衆食であり、しかも東京の地域食の代表格と言えるだろう。さらに、自分自身が鉄板の上で好きなように焼いて食べるという「体験型」の料理でもある。

同社はその点に注目し、もんじゃが海外でも広く認知されることで月島へのインバウンドを増加させ、街の発展に貢献し、日本を盛り上げていくとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社Journal Entertainment Tributeプレスリリース／DreamNews
http://www.dreamnews.jp/press/0000126651/