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2016-03-02 06:00

観光

地域資源の魅力を世界に通用するレベルにするための支援開始

地域資源を活用した観光地魅力創造事業
各地域の資源を活用し新たな観光事業へと
観光庁は2月29日、「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」の支援選定地域に指定された11の自治体を発表した。

「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」に対しては、同庁が2016年1月20日から2月12日までの期間に公募し、全国から23件の応募があった。審査の結果、その中から11の自治体が選定され、今回の発表となった。

選定された11の自治体は、今後同庁からさまざまな支援を受けることとなる。具体的には、観光に関する計画の策定やマーケティング、コンテンツの充実や強化、そして外国人受入環境整備などだ。

農村や漁村の体験・滞在型ツーリズムを重視
今回選定された地域は、北海道当別町、群馬県長野原町、群馬県上野村、山梨県笛吹市、愛知県豊田市、京都府南丹市、兵庫県姫路市、岡山県真庭市、愛媛県内子町、福岡県宗像市、大分県日田市となっている。

同庁では今回の選定において、地域資源として「食」、「農業体験」、「農山漁村風景」を挙げており、実際に日本の伝統的な農村・漁村の風景が残っている地域が多く選定された。

中には、群馬県長野原町の「八ッ場ふるさとエコツアー実行委員会」のように、八ッ場ダムという巨大インフラを観光資源として活用し、さらにご当地グルメとして花豆とダムカレーを外国人旅行者にアピールしようというような地域もある。

また、兵庫県姫路市のように姫路城という世界的にも有名なコンテンツを抱えている自治体でも、ひとつのコンテンツに頼り切るのではなく「家島諸島都市漁村交流推進協議会」として播磨灘という豊かな漁場での滞在型ツーリズムの開発を進めるなど、どの地域も独自資源の新たな活用が期待されている。

(画像は添付資料より)


外部リンク

観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news

観光庁添付資料:支援選定地域一覧(日本地図)
http://www.mlit.go.jp/common/001121164.pdf

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