2016-03-03 15:00
観光
文京学院大学外国人向け地震時の防災マニュアル製作

文京学院大学が外国人向けに地震時のマニュアルを製作
平成28年3月1日、地震を体験したことのない外国人向けの地震における防災マニュアルを、東京の文京学院大学が制作したと発表した。配布開始は、東日本大震災発生から5年目となる3月11日だ。
より分かりやすく初動に特化
海外の多くは日本と比べ地震の発生頻度が低く、そこで生まれ育った外国人は災害へとつながる規模の地震を経験したことがないものだ。よって、現在も多くの外国人向け地震防災マニュアルはあるものの、外国人にとって理解しにくいものとなっている。
そこで、文京学院大学は自身の経験が少ない外国人でも理解しやすいよう、地震発生時において特に大切となる初動に焦点を当て必要最低限の内容となっている。
また、インフォグラフィックという技術を採用することで、分かりやすさと携帯性を兼ね備えたデザインとなっているのだ。
中国語版と英語版の2種類を用意
なお、今回製作されたマニュアルは中国語と英語の2パターンが用意された。より多くの外国人の手に渡るよう、団体や自治体また公共施設にて配布される予定だ。
今後は、状況をみて対応言語を増やしていく予定だ。
外部リンク
外国人向けの「地震防災マニュアル」を制作
http://www.u-bunkyo.ac.jp/news/page.pdf
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