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2016-03-18 06:00

その他

2016年2月の訪日外客数は189万人 前年同月比36.4%増

2016年2月訪日外客数
アジアは中国だけでなく韓国や東南アジアからも
日本政府観光局(JNTO)は16日、2016年2月の訪日外客数を公表した。その数値は、前年同月比36.5%の189万1,000人と、引き続きインバウンド市場の拡大を示すものとなった。

2月は中国の春節に代表されるように、アジア方面では旧正月休暇の時期にあたる。2016年2月も中国からの訪日客数が49万8,900人と最大のシェアを誇り、前年同月比も38.9%相変わらずの好調ぶりだったが、他のアジア市場においてもいっそうの増加がみられた。

特に韓国は、前年同月比52.6%の49万800人と、訪日客数で中国に迫る勢いの増加をみせた。さらにベトナムは前年同月比85.5%、マレーシアは前年同月比55.2%、インドネシアは前年同月比48.3%と、アジア方面からの訪日客が全体的に大幅な伸びをみせている。

欧米・オセアニアからの訪日客も好調
また、欧米やオセアニア方面からの訪日客も、2016年2月は引き続き好調だった。JNTOが公表している世界各国20市場のうち、ロシアをのぞく19市場で2月としては史上最高の訪日外客数を記録している。

唯一、史上最高を更新できなかったロシアにおいても、前年同月比は15.1%増とプラス成長になっており、インバウンド市場全体が依然活況を呈していると判断して間違いなさそうだ。

JNTOでは、安定した円安傾向が続いていることや、燃油サーチャージの値下がりなども要因としてあげているが、日本観光が世界的に定着してきたといえるのではないだろうか。3月以降も、花見を目的にした訪日旅行の増加や、欧米におけるイースター休暇など、さらなる市場拡大が期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本政府観光局プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/

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