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日本政府観光局（以下、JNTO）は14日、ニューヨーク市内グランド・セントラル駅にて、訪日観光促進イベント「Japan Week 2016」を、2016年3月10日から同12日まで開催したことを発表した。

「北海道・北東北」をテーマとし、世界のトレンド発信地ともいわれるニューヨークにて、日本の観光をアピールしたが、来場者が多数で入場待ちの列が駅構外まで続くほどの賑わいをみせた。

訪日米国人は、2015年に初めて100万人を突破（103万人、対前年比 15.9％増）したこともあり、訪日観光需要の高まりを受けて、米国内外の約40にものぼる自治体・協力企業・団体等が、官民一体となり、日本の魅力をアピールした。

JNTOが出展する観光ブースは旅行会社と共に設置された。ここでは、これからシーズンとなる桜前線や、日本のお城や温泉、お祭りといった豊富な観光情報を提供した。加えて、日本だけではなく、世界的な人気を誇るにまで至った、北海道発であるキャラクター、「初音ミク」のスタンプラリーも実施され、多くの来場者が会場を回る姿がみられた。

目玉コンテンツは、日本の伝統食文化と日本の最先端技術によりうみだされた「回転寿司」だ。会場中央に設置された回転寿司には、東北産米や北海道の海の幸を使った食材を提供することで、同エリアの食をアピールした。

東北観光ブースでは、パネル前で写真撮影をする人以外にも、東北観光のパンフレットを中心に情報収集する来場者も多く見受けられたことから、東北エリアの認知向上と、訪日観光旅行を促進するには非常に価値あるイベントとなった。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

日本政府観光局　プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/