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訪日外国人旅行者にとって、無料Wi-Fiサービスを行っている宿泊施設の人気は圧倒的に高く、新たにネット環境を整える旅館やホテルも増加している。そんな宿泊施設に嬉しい、電源工事不要の無線アクセスポイントが登場した。

エレコム株式会社は2016年3月15日、室内の壁に電気コンセントのように設置する“情報コンセント”型のデザインを採用した、無線アクセスポイント2製品を発表した。4月下旬発売。

部屋の壁に埋め込むタイプなので、室内の雰囲気を損なわず、据え置き型のように盗難や破壊の心配もない。また、壁面に設置する際に邪魔にならない内蔵アンテナを採用。通信距離に影響を及ぼしにくい構造とした。

LANケーブルを使って電源を供給することができる「PoE受電」に対応。電源を確保するための工事をする必要もない。

Wi-Fi接続のみの場合と、有線LAN接続もできる場合、どちらにでも対応できるよう、標準で2種類のフェースプレートを付属。

また、1台で複数のSSIDを管理する「マルチSSID」に対応。環境にあわせてセキュリティポリシーでの運用に対応するほか、IEEE802.3QタグVLANにも対応。そのほか、無線機能とLED点灯のオンオフを時刻指定できる「節電スケジュール機能」を搭載した。

IEEE802.11acに対応し、最大867Mbpsの高速無線通信を実現。2.4GHz帯の11n／g／b規格と、5GHz帯の11ac／n／a規格のデュアルバンドに対応、さまざまな機器と無線通信が可能な「WAB-S1167P」は、9,800円（本体）。

広く普及している11n／g／bの無線規格に対応し、最大300Mbps（理論値）の通信速度を実現する「WAB-S300P」は、6,980円（本体）。

（画像はニュースリリースより）

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客室内の景観も重視した埋め込みプレートタイプ！電源工事が不要な情報コンセント型無線アクセスポイントを発売
<a href=" http://www.elecom.co.jp/news/201603/wab-s1167p_s300p/" target="_blank">http://www.elecom.co.jp/news/201603/wab-s1167p_s300p/</a>