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2016-03-31 10:00

その他

日本を旅行したいフランス人の意識調査

フランス人
JTB総合研究所が実施
株式会社JTB総合研究所は、「日本へ旅行したいと考えているフランス人のライフスタイルと旅行に関する調査」を行い、結果を3月29日に発表した。
フランス人が思う「日本が誇れるところ」
フランス人に「日本が誇れること」を複数回答で選択してもらった。すると「歴史と伝統」(69.8%)、「文化、芸術」(69.6%)、「科学技術」(63.2%)がトップ3となった。

しかしこれは全体の割合であり、18~29歳、30~39歳では他の世代より低い結果になった(画像参照)。一方、若い世代が全体よりも高い割合を示したものとしては「世界への貢献度」がある。

日本の文化・芸術品に対するフランス人の興味
次に日本の文化や芸術品(マンガ、フィギュア、盆栽、弁当・弁当箱)への興味を調査した。

やはりマンガは若い世代に人気のようで、18~29歳では「集めている」と回答した割合が35.4%に上った。ちなみに全体では13.6%だった。

特に面白いのは盆栽である。「持っている/見に行ったことがある」と答えた割合は全体で48.2%であった。また「集めている/習っている」と回答したのは全体で10.6%だったが、18~29歳では13.8、30~39歳では13.7%と他の世代よりも高い割合を示した。

2回目以降の訪日は「自然に親しむため」
日本を旅行先に選んだ理由を尋ねた。すると初回の旅行では「より深く日本の文化に触れたかった」が58.7%でトップ。しかし2回目以降の旅行では「自然に親しむため」が44.1%でトップになった。

また初回の訪日訪問先は「都内のみだった」(52.26%)、「都市と地方の両方へ行った」(44.52%)だったのに対し、2回目以降では「都会のみだった」(23.66%)、「都市と地方の両方へ行った」(73.12%)となった。

自然に親しむという目的に沿って、地方へ向かう傾向が見て取れる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社JTB総合研究所 プレスリリース
http://www.tourism.jp/wp/
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