2016-04-12 21:45
外食
ムスリム訪日客をおもてなし「ハラール弁当」東京駅で販売開始
ムスリムの人も安心して食べられるトルコ料理弁当
株式会社JR東日本リテールネットは11日、自社が運営する弁当専門店「膳まい」の東京南通路店において、2016年4月12日(火)より「ハラール弁当」を販売すると発表した。今回発売される「ハラール弁当」は、「ケバブ弁当」(税込み980円)と「トルコBENTO」(税込み1,100円)の2品だ。いずれも、ムスリムの調理人がハラール認証のもとで調理した認証済みの弁当となっている。
また、製造している工場自体もハラール認証を受けており、工場内に豚肉、豚由来製品、アルコール製品の持ち込みは一切なく、工場内での混入も心配はないと同社では明示している。
滞在期間中も気持ちよく過ごしてもらえるおもてなしを
2014年10月のビザ緩和により、東南アジア方面のマレーシアやインドネシアといった各国からの訪日観光客も、その数を大幅に伸ばしている。ただ、その訪日観光客の大半がムスリムであるため、宗教上の理由から彼らが口にできる料理や食材が日本ではまだ少ないということが、さらなる誘客を進める上でネックとなっている。
異なる文化や宗教的背景を持つ人々を気持ちよく迎え入れ、楽しい旅の思い出を作ってもらうためには、相互理解が欠かせないものだ。
今回同社が発売した弁当は、ムスリム有数の国家であるトルコの料理を採用した弁当となったが、今後もこのようなムスリムの人たちも安心して口にすることができるさまざまなハラール認証済み料理や食材が発売される可能性は高いだろう。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社JR東日本リテールネットプレスリリース
http://corp.j-retail.jp/lib/pdf/press_release/
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