インバウンドビジネスニュース

平成28年5月26日、海外発行カード対応ATM及び外貨両替機を長崎市の中心部に位置する商業施設、ハマクロス411に設置すると株式会社十八銀行が発表した。

なお、今回の海外発行カード対応ATMの設置はセブン銀行との共同によるもので、取り扱い開始は同年の5月30日からである。

現在、国の動きや日本文化ブームまた2020年に控える、東京オリンピック・パラリンピックが追い風となり、日本を訪れる外国人観光客は増加し続けておりその勢いはとどまることを知らない。

そして、彼らが快適に日本観光を楽しむために重要な要素として、キャッシュ管理の簡便化が挙げられる。

それらを踏まえ今回十八銀行は、セブン銀行との共同にて海外で発行されるカードに対応したATMと、外貨両替機の設置を決めたのである。

これにより長崎市の、観光都市としての魅力の向上ひいては地域経済の活性化を図っていくのだ。

今回のATM及び外貨両替機は、ハマクロス411の旧店舗外ATMコーナーに設置され、営業時間は平日と土日そして祝日ともに午前9時から夜の9時までとなっている。

また両替機における取り扱い外貨としては、アメリカドルやオーストラリアドルまたユーロや中国元そして韓国ウォンで、ATMではVISAやAmerican ExpressまたJCBや中国銀聯等の、計7種類のカードにより日本円を引き出すことができるのだ。

ただし、対応カードであっても一部取り引きができない場合もある。

外部リンク

外国人旅行者向けサービス拡充（外貨両替機・海外発行カード対応ATMの設置）について
http://www.18bank.co.jp/news/topics/2016/2016_028.html