インバウンドビジネスニュース

株式会社コロワイドのグループ会社であるカッパ・クリエイト株式会社は、都市型新業態「鮨ノ場」2号店を浅草仲見世通りにオープンした。

この2号店では、浅草という外国人観光客の多い土地柄を考慮し、注文用のタッチパネルを日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語（簡体字）の4カ国語対応にしている。

さらに持ち帰りセット専用のブースを新設し、テイクアウトにして移動中の観光バスの中などで食べることが多い外国人観光客にもより気軽に寿司を味わってもらえるようサービスを図っている。

「鮨ノ場」は、回らない寿司屋だ。カッパ・ホールディングスといえば回転寿司のかっぱ寿司で有名だが、「鮨ノ場」では客が各席に設置されたタッチパネル端末で注文し、注文を受けてから握られた新鮮な寿司が特急レーンで運ばれてくる。

1号店は東京青山にオープンしており、庶民的な回転寿司のイメージとは違いまるでカフェのような外観の店舗だ。

回転寿司は海外でも人気だが、自分で注文した握りたての寿司を気軽に味わってみたいと考えている訪日外国人客も多いはずだ。今回の浅草仲見世通りの2号店は、まさにそのような訪日外国人客のニーズに応えるものだろう。

同社では、郊外型店舗でファミリー層の支持を受けてきた回転寿司とはまた違う都市型業態を確立すべく、インバウンド需要も意識したこの「鮨ノ場」を今後も展開していく予定だ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社コロワイドプレスリリース
http://www.colowide.co.jp/datafile_new/pr_news_pdf_file