インバウンドビジネスニュース

東芝と東芝テックは、平成28年1月より順次ICT技術による集客から接客までをカバーする、トータルインバウンドサービスの提供を開始する。

これは東芝の位置情報やクラウド基盤技術また、メディアインテリジェンス等に代表されるICT技術と、POSシステムや免税処理サービスまた各種決済サービス等といった、東芝テックの強みを合わせたものだ。

具体的なサービス内容としては、訪日前プロモーションサービスや商業施設向け同時通訳サービスまた、位置情報サービス及び免税処理サービスである。

それぞれ、同時通訳サービスが平成28年の1月から免税処理サービスが2月からそして、位置情報サービス及び訪日前プロモーションサービスが3月から開始される。

訪日外国人の増加が見られる中、こういったツーリストを迎える側である国内の企業や団体は、煩雑な免税手続きによる業務負担増加や第2言語第3言語を話せるスタッフ不足等、といった課題を抱えている。一方訪れる側である訪日外国人にとっても、滞在期間中におけるショッピングや観光情報の入手や、コミュニケーションにおける困難性が存在している。

今回東芝及び東芝テックにより提供されるサービスを導入することで、これらの諸課題の解決に寄与させることができるため、企業側の負担やビジネス機会等の損失の軽減につなげられると言える。

外部リンク

TOSHIBAプレスリリース 訪日外国人の集客・接客をICTでトータルにサポートするインバウンドサービスの提供を開始
https://www.toshibatec.co.jp/page.jsp?id=5484