• TOP
  • >
  • 法人向け
  • >
  • 電子チラシ「Shufoo!」がインバウンドにも対応開始
2016-01-07 15:45

法人向け

電子チラシ「Shufoo!」がインバウンドにも対応開始

Shufoo!
流通企業の特売チラシをインバウンド用にも配信
凸版印刷株式会社は6日、自社が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を配信する仕組みを活用し、訪日外国人に買い物情報を届けるサービスを開発したと発表した。

「Shufoo!」は、スーパーやドラッグストアといった小売店が新聞折り込みなどで配布する紙のチラシを、そのままインターネット上で閲覧できるというサービスだ。一定規模以上の小売りチェーンであれば日本中ほぼ全てを網羅しており、名前の通り主婦層から高い支持を得ている。

今回同社は、国内外の旅行代理店や観光情報ポータルサイトなど複数の事業者と連携し、訪日外国人に対してチラシそのものやそこに掲載されている買い物情報を届けるサービスを開始する。ポイントは、チラシそのものは日本語のものをそのまま利用するという点だ。

日本語のチラシをそのまま活用
これは、中国や台湾などの中華圏からの訪日客であれば、日本語で書かれたチラシに対してすでに一定のニーズがあることが確認できたからだ。

Shufoo!
日本のスーパーやドラッグストアなどの特売チラシは、わかりやすい商品画像に大きく価格が記載されているものがほとんどだ。中華圏からの訪日客は、事前に購入したい食品や日用品、家電製品などの情報をネットでチェックしている場合が多く、チラシでは最低限の情報が確認できれば問題なく買い物ができる場合が多い。

日本語のチラシをそのまま利用できるのであれば、チラシを配布する流通企業側の負担は格段に減る。そして、店舗情報や経路案内などの情報を英語、中国繁体字、中国簡体字で配信することで誘客を行う。

すでに、イオンリテール株式会社や株式会社イトーヨーカ堂、株式会社近鉄百貨店、株式会社ヤマダ電機など、流通大手各社が参加を予定している。2016年3月には、実際にサービスが開始する予定だ。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

凸版印刷株式会社 ニュースリリース
http://www.toppan.co.jp/news/2016/01/20160106.html
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook