インバウンドビジネスニュース

観光庁は3日、日本の消費税免税制度のPR映像 を、春節の時期に合わせ2016年2月7日（木）より、全国にある主要空港の入国エリアに設置されているテレビモニターで放映すると発表した。

日本での消費税免税手続きは、EU諸国や韓国、台湾などの多くの国や地域と比べ、実は非常に簡単に行うことができる。日本人の我々が海外に出かけ、出国の際に空港で長蛇の列に並び、ようやく消費税を還付してもらうあの面倒な手続きを想像すると、本当にあっけないほど簡単なのだ。

日本の消費税免税制度では、タックス・フリーを掲げる免税店で免税対象品を購入する際に、その場で手続きできるようになっている。購入時に店頭でパスポートを提示し、渡された書類にサインするだけだ。

あとは、消費税を引いた分の価格を支払えばいい。クレジットカードで支払った場合は、還付金を現金で払い戻してくれる。必要な書類はその場で店員がパスポートに貼付してくれるので、出国のするときにその書類を税関カウンターの所定の箱に投入すればそれで終わりだ。

日本の消費税綿製制度はこんなに簡単に手続きができ、しかも免税対象品は食品や日用品にまでおよび、多くの場面で活用できる。しかし、残念ながらいまだその利便性が、訪日外国人旅行者に広く認知されているとはいえない状況だ。

同庁では、同制度について英語・中国簡体字・中国繁体字・韓国語で制作したPR映像を、成田、羽田、関西、中部、新千歳、那覇の各空港で放映する。利便性の周知を徹底することで、より多くの訪日外国人旅行者に日本での買い物を楽しんでもらいたいとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02