インバウンドビジネスニュース

JR西日本グループは、「訪日観光客商品の利用者数5倍増」を目標とし、地域やグループ会社と連携することで、訪日観光需要の獲得を行っているが、その取り組みについて、資料を公表している。

「西日本の魅力ある観光地の訴求、広域周遊観光ルートの整備」「受入体制の強化 ～訪日外国人旅行のニーズにお応えする取り組み～」「グループ会社の取り組み」から成り立っており、それぞれのカテゴリに対する取り組みを記載している。

訪日外国人向け無料公衆無線LANサービス(JR-WEST Free Wi-Fi サービス)の拡大もはかっているが、グループ会社では、駅ナカコンビニにおいてもプリペイド型SIMカードの販売を、2016年2月22日より開始している。このように、インターネット環境に対する改善策を強化していることがみてとれる。

また、同年2月1日よりインバウンド対応貸切バスの運行が開始しており、車体には「Japan. Endless Discovery.（尽きることのない感動に出会える国、日本）」というキャッチフレーズがなされており、西日本ジェイアールバスサービス株式会社によって運営されている。今後は、株式会社日本旅行より増資予定としており、規模の拡大が見込まれる。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

JR西日本グループ　プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/member_news/20160222_3.pdf